軍艦島(端島)

長崎県

# 軍艦島(端島) ## 概要 - 明治日本の産業革命遺産の構成資産として世界文化遺産に登録された海底炭鉱の島 - 正式名称は端島で、岩礁の周囲を埋め立てて造成された人工島 - 鉄筋コンクリート造の集合住宅が密集して立ち並ぶ姿が戦艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれる - 最盛期の1960年には約5,300人が居住し、世界一の人口密度を誇った - 1974年にエネルギー革命に伴い閉山し、現在は無人島となっている ## アクセス - 個人での自由な上陸は禁止されており、認可を受けた民間船会社が運航する上陸ツアーや周遊クルーズへの参加が必須 - 長崎港(元船地区や常盤地区など)の各船乗り場からクルーズ船で片道約40分から50分 - 野母崎(長崎半島先端部)の港から出航する船を利用した場合は片道約10分から15分 - 長崎港の各ターミナルへはJR長崎駅から路面電車や路線バスを利用して移動可能 ## 駐車場 - 長崎港周辺の旅客ターミナル近隣に県営有料駐車場や民間コインパーキングが点在 - クルーズ船専用の無料駐車場は基本的に用意されていないため近隣有料駐車場の利用が必要 - 野母崎方面からの出航便を利用する場合は発着港周辺の指定駐車スペースを利用 ## 上陸見学の見どころ - ドルフィン桟橋から上陸し、長崎市が整備した見学通路と3箇所の見学広場を巡るルート - 第1見学広場: 炭鉱への出入口だった第二竪坑口へ続く昇降階段やベルトコンベアーの支柱遺構 - 第2見学広場: 総合事務所やレンガ造りの変電所跡、巻き上げ機室などの産業遺構 - 第3見学広場: 大正5年(1916年)に建てられた日本最古の7階建て鉄筋コンクリート造高層アパート(30号棟) - 船上周遊クルーズ: 上陸通路からは立ち入れない小中学校、病院、鉱員社宅群など島全体の全景を海上から一望 ## 注意点 - [ ] 天候や海上の波高・風速が基準値を超える場合は上陸中止となり、周遊クルーズへの変更または欠航となる場合がある - [ ] 島内にはトイレ、水道、自動販売機、売店、屋根付き休憩所などの設備は一切ない - [ ] 安全確保のため、見学通路内では雨傘および日傘の使用が禁止されている(レインコートや帽子の持参が必要) - [ ] 桟橋や通路の床面が格子状の金属板であるため、ハイヒール・サンダル・下駄等での上陸は不可(歩きやすい運動靴が必要) - [ ] 上陸にあたり各船会社が定める安全規定の誓約書への署名および提出が求められる - [ ] 乗船料金とは別に長崎市端島見学施設使用料の支払いが必要 - [ ] 船会社によって乳幼児や未就学児の上陸不可(船内待機)など年齢制限が設定されている場合がある - [ ] 船酔いしやすい場合は事前に酔い止め薬の服用が推奨される - [ ] 強い日差しや照り返しがあるため熱中症対策が必要 ## 周辺の見どころ - 軍艦島デジタルミュージアム: 最新のデジタル技術やVRにより立ち入り禁止区域の内部や当時の生活風景を体感できる施設 - 長崎市軍艦島資料館: 野母崎地区にあり、軍艦島の歴史資料や炭鉱模型などを展示 - 水仙の里公園: 長崎半島南端に位置し、海越しに軍艦島の全景を眺望できるスポット - 高島(旧高島炭坑): 上陸クルーズの一部便で立ち寄る島で、石炭資料館や世界遺産構成資産の北渓井坑跡がある サイト: https://www.at-nagasaki.jp/spot/51797/