熊野那智大社

和歌山県

# 熊野那智大社 ## 概要 - 全国約5000社ある熊野神社の総本社であり、熊野本宮大社・熊野速玉大社とともに熊野三山の一社をなす神社 - 主祭神は熊野夫須美大神(伊弉冉尊)で、万物の育成や縁を結ぶ「結宮(むすびのみや)」として篤く崇敬されている - 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産であり、御本殿域の社殿群は国の重要文化財に指定されている ## 境内・周辺の見どころ - 朱塗りの礼殿と背後に並ぶ熊野権現造の御本殿 - 熊野の神の使いであり導きの神とされる八咫烏を祀る御縣彦社と八咫烏像 - 初代天皇の神武天皇を導いた八咫烏が姿を変えて休んだと伝わる烏石 - 樹齢約850年と伝わる御神木の大楠(樟霊社)で、幹の空洞を通り抜けて無病息災を祈願する「胎内くぐり」 - 熊野那智大社の別宮で、落差133メートルの名瀑「那智御瀧」を御神体として拝礼する飛瀧神社(社殿から徒歩約15分から20分) - 神仏習合の名残をとどめ、境内に隣接する西国三十三所第一番札所の那智山青岸渡寺や、滝を背に望む三重塔 - 苔むした石畳と樹齢数百年の杉並木が続く熊野古道「大門坂」 ## 参拝時間・施設情報 - 社務所の受付時間は熊野那智大社・飛瀧神社ともに概ね8:00から16:30まで - 宝物殿の開館時間は8:30から15:30まで(水曜休館、拝観料が必要) - 飛瀧神社境内にある「御瀧拝所舞台」では、間近で滝を拝観でき、延命長寿の水と伝わる滝壺の水をいただくことができる(参入料が必要) ## アクセス - 公共交通機関を利用する場合、JR紀勢本線の紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス(那智山行き)に乗車し、終点「那智山」バス停まで約30分 - 「那智山」バス停からは表参道の石段を登って徒歩約15分 - 熊野古道の雰囲気を味わいながら歩く場合は、バス停「大門坂」で下車し、大門坂経由で徒歩約40分から50分 ## 駐車場 - 大社社務所下に神社駐車場(約30台、神社防災道路通行料が必要)があり、境内に直通するエレベーターを利用可能 - 那智山バス停付近や表参道周辺、飛瀧神社周辺にお土産物店などの有料駐車場が複数存在 - 大門坂の入口付近には大規模な無料駐車場があり、熊野古道の散策を兼ねて参拝するルートの起点として利用可能 ## 注意点 - 表参道から境内までは467段の石段が続くため、歩きやすい靴や動きやすい服装での参拝が推奨される - 日没後および夜間の参拝は不可 - 熊野那智大社境内へは社務所下駐車場からエレベーターで移動できるが、別宮の飛瀧神社へは石段のみとなっており車いすでの参拝は不可となっている サイト: https://kumanonachitaisha.or.jp/